今現在(令和2年5月1日)新型コロナウイルスが猛威を奮っています
日本では緊急事態宣言が発令されており5月6日までという当初の日にちより伸びて1ヶ月ほど期間が延長するのでは?と言われています
みなさん大変な中不要不急の外出を頑張って無くされていると思います
大変な状況ですが、頑張りましょう!
そこで最近良く聞かれる質問が鍼灸院・整骨院に通うのは不要不急の外出に含まれないの?行ってもいいの?という質問
確かに人が集まって「密」の状態になりやすく行っても大丈夫?となりますよね
今回は緊急事態宣言に伴う鍼灸院・整骨院の立ち位置についてお話しします!
鍼灸院・整骨院は行ってもいいとされている
まずそもそもの所ですが鍼灸院・整骨院に関しては営業を国から認められています
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38112/00000000/taisyoshisetsu-list.pdf
↑こちらは大阪の休業要請店舗リストです
ですので今鍼灸院・整骨院に通っていらっしゃる方、安心して通院してください!
そして今身体のケガなどで行こうか迷っている方通院しても大丈夫ですよ!
ではなぜ鍼灸院・整骨院が営業可能とされたかと言うと開業のために国家資格が必要だからとされています
そこについて詳しくお伝えします
理由は健康保険
整骨院に行かれたことのある方はご存知かもしれませんが整骨院に関しては特定のケガに対して健康保険を使うことができます
なじみが薄いかもしれませんが鍼灸に関しても同様で特定の疾患に関しては健康保険が適用になります
この健康保険が使えると言うところが営業可能になっているポイントです
健康保険と介護保険の違い
みなさん健康保険って何のために使うかわかりますか??
答えにくいと思うので少し質問の内容を変えるとみなさんは40歳になると介護保険料の支払いも始まると思いますが
この介護保険と健康保険の違いって何でしょうか?
大まかな違いで言うと
健康保険=身体を良くするために使うもの
介護保険=身体の維持予防に使うもの
と言う違いがあります
ですので当たり前かもしれませんが健康保険を使っている鍼灸院・整骨院の先生は患者さんのお身体を良くしなければなりません
もし鍼灸院・整骨院を休業の対象にしてしまうと良くなるはずだった患者さんたちがどんどん悪くなって生活に支障をきたすため、営業可能となったと言うわけです
ただし衛生管理を徹底
とはいえ人が集まりやすいところですから患者さんの集団感染が起こってしまうと
元も子もありませんので私たち先生は厚生労働省から衛生管理を徹底するようにと通知を受けています
例えば
アルコールでの手指消毒の徹底
ベッドの間隔を開ける
予約枠の制限
などです
みなさんが通われている所もしっかりと対策がされているはずですが念のためチェックしてみてください
不安な方は自粛を
営業可能とはいえ不安な方は自粛されることをオススメします
なぜならどんなに感染予防対策に身を投じていても感染が必ず避けられる保証はないからです
実際に整骨院でクラスター発生の可能性が出てきています
施術を自粛される場合は先生に自宅でのストレッチなどセルフケアを聞いておくと良いでしょう
整体院はダメ!?
先ほどの休業要請リストを良く見ると整体院は休業要請とされています
(国家資格有資格者が行うものは除く)
なぜ整体院は休業で整骨院はokなんでしょうか?
整体院と整骨院の違い
もう一つよくある質問になるのですが整骨院と整体院は違います
整骨院は柔道整復師という資格がないと開院できないのに対し
整体院は資格がなくても開院することができます
極端な話で言うと整体院はカラダのことについて全く勉強していない素人の方でも開院することができます
最近は理学療法士という病院のリハビリの先生が整体院を開院されるケースが増えてきています
理学療法士は立派な国家資格になりますので今回の休業要請からは外れます!
整体院に通われている方は一度先生の持っている資格を聞いてみてください
まとめ
緊急事態宣言が出ている状況ではありますが今のところ鍼灸院・整骨院に行くことは国が許可をしています
ですがクラスター化が疑われている整骨院も出てきていますので
行くなら自己責任で鍼灸整骨院側・患者さん側ともに気持ちよく通えるようにお互いに感染対策を徹底して新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう!
コメント
[…] [緊急事態宣言]鍼灸整骨院は不要不急の外出に含まれるのか?今現在(令和2… […]