個人の訪問鍼灸院は集客がすべて。集客のためには営業が必要!だと分かってはいるのですが
私どうしても営業が苦手・・・とうかイヤ!なんです
そのような鍼灸師の方は多いのではないでしょうか
そして私の場合開業前に新婚旅行で世界一周へ行ったため貯金も0
大量にチラシをまくなどお金のかかる集客は一切できませんでした
そんな状態でも開業後4か月でそこそこ(月収40万程度)集客することができました
訪問鍼灸・マッサージの営業の定番はケアマネジャーさんへの営業「ケアマネ営業」ですが
今回は貯金0、しかも営業嫌いの私が行って実際に効果のあったケアマネ営業以外の集客方法をお伝えします
身内作戦
私がまず行ったのは身内に開業のご挨拶と実際に施術を受けてもらいました!
結果自分のおばあちゃんが第一号の患者さんになりました
(保険者さんに確認しましたが私がいる大阪府の場合自分の家族を施術するいわゆる自家診療は可能とのことでした)
自分の家族を応援しないような方はいないと思います
家族で恥ずかしい気持ちはありましたが少し良い服を着て、きちんと開業のあいさつを行いました
「地域の方に喜んでもらえるように頑張りたいので応援よろしくお願いします」
ということを伝えチラシや名刺を家族に渡しました
そうすると家族が勝手にチラシを友人などに渡してくれ美容室の方がチラシを美容院に貼ってくださったりしました
施術OKが出て自分の身内が痛みで苦しんでいる場合はまずそこから集客できると思います
自分の身内を施術する場合は一度保険者さんに電話で自家診療はOKかどうか確認することをおススメします
友人知人作戦
その次に友人と知人に開業の連絡をしました
知人というのはホンマに連絡先知ってるだけ!程度の人にも連絡を入れました
(例えば以前のバイト先で一緒だった方、昔入っていた少年野球チームのコーチなど連絡先を知ってる人とにかく全部)
友人知人へは
1.LINEで連絡
2.手書きで手紙を出す
3.できれば施術を受けてもらう
という順番でご挨拶をしていきました
友人知人へLINE
具体的にはこちらの様にまずはLINEを送りました
LINEを知っている方に片っ端から連絡を取り、住所を教えてもらいました
全然連絡を取ってなかった方などにLINEを送るのはかなり勇気がいりましたが意外とみんな返信してくれました
介護の仕事についている知人などもいてそこから患者さんを紹介してくれることもありました
手書きで手紙
LINEで住所を教えていただいた後手書きで手紙を送りました
内容はこのような形です
謹啓○○の候
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを頂き厚くお礼申し上げます。
さて この度 来る○月○日より○○訪問治療院を開業することとなりました。
これもひとえに〇〇様の日頃のご厚情とご支援によるものと心より感謝している次第でございます。
これからも私の軸となる「〇〇〇〇〇〇」の更なる追求を目指し地域の皆様方のご要望に誠心誠意お応えできるよう努力いたして参る所存でございます。
何卒旧に倍してのご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。
謹白 令和○○年〇月名前
といった形で1枚きちんとした用紙に筆ペンで記入した固いイメージのものと
送る人に向けた個別のメッセージを書いたものの合計2枚送りました
送る封筒には院のチラシもあるなら一緒に入れておきましょう
個別のメッセージにはよかったら一度治療させてくださいという内容を書く様にしました
この作戦の目的は
・認知度を高めること
・とりあえず誰でも良いので施術を受けてもらうことです
私の場合とりあえず知ってる程度の方が多く書くのにかなり時間がかかりました(1〜2カ月位?)
ですので開業を決めた日からコツコツと書くことをお勧めします
そして手紙を出した後で治療してほしい!と言う人がいれば無料で施術を行います
無料施術体験
往診対象じゃないけど治療してもらってもいいかな?
全然ええで!ぜひ!
私の友人知人は当たり前かもしれませんが往診対象になるような方はいらっしゃいませんでしたが興味を持った方を片っ端から無料で施術させていただきました
治療を受けてもらった後は
ホンマは痛みで困ってるおじいちゃんおばあちゃんが対象なんやけど誰か周りで困ってる人おらん?と伝えご紹介のアプローチをかけました(もちろんそのまま自費で施術を継続しても良いです)
今は高齢化社会の為おじいちゃんおばあちゃんがご存命の方が多いです
そしてそのほとんどがどこか身体の痛みで困っていらっしゃいます
そういった見込み患者さんと少しでもつながりを持つためにとにかく施術を受けていただくということを意識していました
まとめ
営業嫌いの私が行った行動は
1・身内に開業のご挨拶
2・友人知人に開業のご挨拶
です
訪問鍼灸は健康保険も適用できるため患者さんへの負担も少なく喜んでいただけるとてもいいサービスだと思います
しかしこのサービスを知らない方が圧倒的に多いためとにかく認知活動だと思い行動しました
ですが全く知らない奴からいくらいいサービスだよと言われても全然響かないと思い
まずは自分と近い人、関わりが少しでもある方から積極的に声掛けを行いました
この人は今更連絡しても意味ないだろうという人ももちろんいましたが思い切って連絡を取ることが大事だと思います
どこで困っている方がいるか分からないからです
他にも行った行動はあるのですが長くなったのでその話はまた次回にさせていただきます
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