現在(令和2年5月3日)大阪府はもちろん日本全国に緊急事態宣言が出ている状態です私たち訪問鍼灸院業界も新型コロナウイルスの影響を受けており
施設が完全閉鎖になってしまい施術ができなくなってしまった・・・
人の出入りを避けるために患者さんの自宅へ入れなくなってしまった・・・
ということが起きています
国からの要請として訪問鍼灸院に関しては営業可能とされていますが
上記の様に施術ができず困っている先生がたくさんいらっしゃいます
私も施設に入れずなどで売り上げが少し減っています
とはいえ既存の患者さんにいかに安心していただくかということを考え
そして訪問鍼灸の対象になる患者様は高齢で持病を抱えている方が多いため万が一でも感染させないため
ここまでやれば大丈夫!という正解はないとは思いますが
私が行っている新型コロナ対策をお伝えしたいと思います
少しでも皆さんの参考になれば幸いです
まずは患者さんとのコミュニケーション
まずは患者さん自身としっかりコミュニケーションをとることが大切です
具体的には患者さんに施術を行うことに不安がないかどうか聞くことです
患者さんに不安がある場合無理に施術を強要せず、時には施術を休止しましょうかという提案をこちらからしてあげることも大切だと思います
私の場合とにかく患者さんの希望を優先するようにしています
患者さんの気持ちを聞いたうえでそのご意向をご家族様や担当のケアマネジャー様に伝えるようにしています
実際の対策
実際の対策としてはいわゆる「密」の状態をできるだけ避け、衛生管理を徹底するように心がけています
マスクは当たり前とした上で現在私が行っているコロナ対策はこちらになります
1.体温計測
患者さんのご自宅に入る前に体温計測を行うようにしています
目的としては自分自身の体調管理とともに患者さんに少しでも安心してもらう為です
今のところ熱が上がっていることはありませんが念のため37.3度を超えた場合は施術の自粛をさせていただこうかと考えています
2.手洗いのお願い
患者さんの中には感染を気にして手洗いをしっかりしてほしいと思っている方もいらっしゃるかもしれません
ですが「先生悪いけど手洗ってくれへん?」と言える方は少ないと思います
ですのでこちらから患者さんに「もしよければ手を洗わせていただいても良いですか?」と声掛けをするようにしています
3.アルコールでの手指消毒
手洗いを行った後アルコールでの手指消毒も行います
私たちは患者さんに直接触れる職業なのでまずは手からの感染を徹底的に排除するように心がけています
最近になって少しずつアルコール消毒液が売られるようになっているので見つけたら購入するように意識しています
4.さらに手袋
鍼をうつときは外していますがマッサージを行う際は手袋をつけるようにしています
感覚が少し薄れるので迷いましたがとにかく手からの接触感染を避けたいと思い手袋を着用しています
5.換気
そして30分以上同じ空間にいないようにタイムキープと換気を徹底して行っています
ご自宅にお伺いした時点で患者さんに換気してもいいか確認させていただいた上で窓を開け空気の入れ替えを行っています
ケアマネジャー様へのご報告も郵送で
私は毎月の患者さんの状態を書面にしてケアマネジャーさんに直接お渡ししていたのですが今回の新型コロナウイルスの騒動が出てからは郵送で書類を送るようにしています
ケアマネジャーさん側としても現在の状況で中々患者さんの状態を確認しづらいらしく普段気づいた患者さんの状態を書類に書き込んでおくととても喜んでくださいます
余裕のある先生は郵送する際にマスクを一緒に送付するとさらに喜んでいただけましたよ!
毎月の施術報告書についてはまた別の記事を書こうと思っています
まとめ
今回は私が行っている新型コロナウイルス対策をお伝えさせていただきましたが
私は一番大事なのは患者さんとの常日頃からのコミュニケーションだと思っています
日ごろから患者さんとしっかりコミュニケーションが取れていれば
「先生が施術してくれるならウイルスやらなんやらは関係ないよ」と言ってくださるはずです
結局は何をやるか?ではなくて誰がやるか?ではないかと思っています
新型コロナウイルスは様々な悪影響を社会に与えました。一日も早く終息することを願っています
しかし今回の騒動をきっかけに普段からコミュニケーションをとって、いかに患者さんとの信頼関係を築くことができるかが本当に大事だなと感じることができました
私自身、先生に任せた!とそう言ってもらえるようにこれからも頑張っていきたいと思います
そして早く無くなれコロナ!
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