こんにちは!鍼灸師歴8年目のツボ男です
私は現在8年目を迎える鍼灸師ですがこれまで様々な症状の患者様を診させていただきました
(中にはこれは正直どうしたらええんやというものも・・・)
その中でも痛いと悩まれている方が多かったのが肋間神経痛
肋間神経痛の場合痛みはあるけど特に何をするわけでもなくずっと我慢していて自然に良くなるのを待つという方がたくさんいらっしゃいました
今回はそのような方に私が実際に行っていた施術方法をお伝えします
とは言っても正直誰でもできるのでよく患者さんにご自身でやってもらっていました
肋間神経痛とは
肋間というのは肋骨と肋骨の間のことを指します
この写真の様に肋骨と肋骨の間は個人差はありますが大体指1本分くらいの間隔がありその間には細い神経が無数に走っています
くしゃみをしたり転倒するなどの衝撃が加わった際にこの肋間神経が炎症を起こし痛みを発してしまうことがあります
これを肋間神経痛と呼びます
肋間神経痛は基本的には安静にしていればよくなることが多いのですが肋骨は呼吸でも動いたりするためそもそも安静が難しいのです
そのため痛みが長引きやすいと言われています
必要なもの
誰でもできるとは言っても施術の際に必要なものがあります
それはこのパイオネックスというシールの様に貼るタイプの鍼です
パイオネックスは鍼灸師会ではかなり有名で
使用していない先生はいないのではないかというほどです
はじめて購入される場合はイエロー(0.6mm)がおススメです!
このパイオネックスは鍼灸師の資格を持っていなくても購入することができるので(Amazonでは購入できませんでしたが楽天では購入できます)
鍼灸師の先生がやっている施術と同じ効果が再現できます
やり方
やり方はとっても簡単でズバリ痛いところに貼るだけ!
なのです。
そんなん誰でもできるやんけ!
そうなんです。とはいっても少しだけポイントがあるので説明します
まず肋間神経痛の方は胸から脇腹の辺りに痛みがある方が多いと思うのですが
肋間神経痛の特徴として痛みの場所がピンポイントというのがあります
(イメージとしては虫歯があるときに他の歯は触ってもいたくないのに虫歯の歯だけ触ったら痛い感じ)
ですので肋間のどこが痛いのか人差し指でピンポイントに押して「ここが痛い!」という場所を探してみましょう
そうすると何か所か「ここが痛い!」というポイントが出てくると思いますので
そこにパイオネックスを貼りましょう
経過
このパイオネックスで肋間神経痛が良くなっていった方はみなさん痛みの場所が少しずつ変わっていきました
そのため痛みの場所がコロコロと変わっていればよくなっていると思っていただいて良いと思います
パイオネックスはお風呂に入っても大丈夫ですし、そのままゴミ箱に捨てて構いません
基本的には痛みが落ち着くまで1日1回毎日痛みの場所を確認し張り替えるようにしてみてください
鍼灸院での肋間神経痛の施術
鍼灸院ではこのパイオネックスの他にさきほどの痛みのあるポイントに直接鍼を刺すという方法での施術も行っていました
痛みがきつい場合などは鍼灸院での施術を考えられてもいいかとは思います
この場合患者さんに横向きかあお向けになっていただき鍼施術を行います
ただし肋間はデリケートな場所になってしまう為女性の方はもし可能であれば女性の鍼灸師の先生がいらっしゃる鍼灸院にご相談された方がおススメです
鍼灸院と鍼灸整骨院は何が違うの?
鍼灸院は鍼灸師の資格だけの先生、鍼灸整骨院は鍼灸師と柔道整復師という2つの資格を持った先生がいるで
もちろん鍼灸接骨院、鍼灸整骨院でも鍼灸施術は受けられるよ!
まとめ
特に年配の方や女性の方は肋間神経痛に悩まれている方が本当に多く
対処の仕方もよくわからないということで皆さん我慢されていらっしゃいましたが今回ご紹介したパイオネックスを使ったセルフケアで良くなったというお声をたくさんいただいておりました
今現在痛みで悩んでいて何をしたらいいか分からないという方はぜひ一度試していただければと思っています
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