うう。お腹が張る。。。
最近便秘気味やねんなぁ
そんな時にはお灸がええで
お灸かー
ちょっと興味あるかも。どこにやったらええの?
我々鍼灸師が得意としている施術は東洋医学でいう「未病」といって
病気ほどではないけど身体に不調が起きている状態
そして特に多くの患者様が悩んでいる未病が便秘です
便秘の施術には身体を温めるお灸がピッタリ
今回は私が実際に便秘の患者様に使用していたお灸のツボをご紹介します
便秘の種類
そもそもやけど便秘ってどんな状態か分かる?
それくらい知っとるわ。便が出にくい状態やろ?
そそ!でも便秘に種類があるのは知ってる?
それは知らん。
便秘には大きく分けて機能性便秘と器質性便秘という2つの種類があります
機能性便秘はいわゆる便秘の状態
器質性便秘は病気からくる便秘症状です
お灸の効果が見込めるのは機能性便秘になります
機能性便秘はさらに弛緩性・痙攣性・直腸性の3つの状態に分類することができます
弛緩性便秘
弛緩性便秘は大腸の運動低下によっておこる便秘
つまり大腸の中に便が長時間溜まってしまう状態になるので便が硬いのが特徴です
痙攣性便秘
大腸の過緊張によっておこる便秘でウサギのフンのようなコロコロとした便が特徴
便秘と下痢を繰り返してしまう症状も出ます
原因は副交感神経という身体をリラックスさせる神経が過剰に反応している状態と言われています
直腸性便秘
直腸に便が停滞することが多くなると直腸のセンサーが働き辛くなり起こる便秘
主にトイレを我慢することが原因とされています
高齢者の中でも特に寝たきりの方に多い症状です
今回はこの3つの状態別お灸のツボをご紹介します!
状態別おススメのお灸のツボ
ここからはツボの位置をご紹介していきます
お灸が怖いという方はマッサージでも構いませんよ!
弛緩性便秘のツボ
弛緩性便秘には大腸の動きをUPさせるツボを使用します
足や手など両側取れるツボは両手足共にお灸をした方が効果が高いです
以上5つが弛緩性便秘の方向けのツボになります!
痙攣性便秘のツボ
痙攣性便秘は副交感神経(リラックスの神経)が過緊張になっている状態なので身体に元気を与える様なツボを使用します
痙攣性便秘の際に使うツボは以上です
直腸性便秘のツボ
百会に限りお灸は難しいのでツボ押しのマッサージをおススメします
おススメのお灸
ツボの場所は大体わかったけどお灸ってどれ買えばいいの?
お灸はドラッグストアでも売ってるけどネットが安くておススメやで
お灸には様々な種類があるのですがいわゆるせんねん灸が一番簡単に使用でき効果も高いです
しかしせんねん灸はブランド力もあり、そのせいか価格がお高め
こちらの長生灸が安価で買えるのでそちらをおススメします
わたしも普段の施術ではこちらの長生灸を使用しています
本格的にお灸をしたい方はこちら
もっと本格的にお灸を自宅で行いたいのですが・・・
という方にはこちらの箱灸がおススメです
こちらも実際の施術で使用しております
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